アルビノの観賞魚とは?魅力や飼育の難易度

観賞魚

ペットショップに並んでいる魚のなかに、「アルビノ」と名前のつく魚をみたことはありませんか?白くて美しいその姿から、飼育してみたいと思ったことがあるという方も多いと思います。

でも、「アルビノの生物は繊細で飼育が難しいのでは?」と諦めているという声も。

アルビノの観賞魚は実際繊細で飼育が難しいものなのでしょうか。

今回は、アルビノの観賞魚の特徴や魅力、飼育の難易度などについてわかりやすく紹介します。

アルビノとは

アルビノとは、生物の体の色を生成する働きを持つメラニン色素がない状態のことです。体が白色やクリーム色の個体で、毛細血管が透けて赤く見えたり、目が赤く透けていたりといった特徴があります。

魚だけでなく、さまざまな生物にメラニン色素を持たないアルビノが存在しています。

アルビノの観賞魚の魅力

アルビノの観賞魚の特徴をまとめました。

  • 体が白もしくはクリーム色
  • 目が赤く視力が弱い
  • 紫外線に弱い

アルビノの観賞魚の魅力はなんといってもその体色の美しさです。通常の魚にはない白やクリーム色の体色に真っ赤な目で見る人を魅了します。

美しい体で水槽のなかを優雅に泳ぐ姿にきっとあなたも虜になりますよ。

アルビノの観賞魚の種類

アルビノの観賞魚には金魚やめだかなどさまざまな種類があります。人気のアルビノの観賞魚を紹介します。

グッピー

観賞用の熱帯魚として高い人気を誇るグッピー。特にアルビノのグッピーは、透明感があり幻想的な美しさがあります。

アルビノグッピーと一言で言ってもいくつかの種類があり、それぞれに魅力があります。

  • アルビノブルーグラスグッピー
  • アルビノドイツイエロー
  • アルビノレッドグラス

比較的飼育のしやすいグッピーから、アルビノの観賞魚を買ってみるのもいいかも知れませんね。

コリドラス

アルビノのコリドラスは、「白コリドラス」「アルビノコリドラス」などの名前で販売されています。

比較的安価なコリドラスですが、アルビノのものは純白で美しく見応えがあります。

綺麗で手に入れやすく、飼育もしやすいことから、メジャーで定番の入門熱帯魚です。

チョウザメ

チョウザメにもアルビノコチョウザメと呼ばれるアルビノ種がいます。

赤い目に白やクリーム色の体色で優雅に泳ぐ姿についつい見惚れてしまいます。

黄色やオレンジ色に近いもの、焦茶色のように見えるものまで、体色には個体差があり、その違いを楽しめるのもアルビノコチョウザメの魅力です。

飼育自体は特に難しい訳ではありませんが、繁殖が難しいので、希少価値が高く、価格も高い傾向にあります。

アルビノの観賞魚の飼育の難易度

一般的にはアルビノの魚は弱いといったイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

アルビノは視力が弱く、野生では白い体が目立ち捕食されやすいことが、アルビノは弱いと思われる理由ではないでしょうか。

しかし、飼育下においてアルビノの観賞魚が特別飼育が難しいということはありません。資料が弱く、エサを食べにくいなどと言われますが、実際魚はエサを見つけるとき視覚よりも嗅覚の方がよく働きます。

通常の観賞魚を飼育するときもアルビノの観賞魚を飼育するときも、特に変わりはありません。ほかの観賞魚と同じように飼育ができます。

まとめ

アルビノ観賞魚の魅力について紹介しました。

今回紹介したもの意外にも、さまざまなアルビノの魚がいます。

どれも美しく、独特の魅力があります。

アルビノは弱く飼育が難しいと言われることもありますが、自然界での突然変異で生まれたものは確かにその体色が目立ってしまったり、視力が弱かったりといった理由で寿命が短い傾向にあります。しかし、飼育下においては、そのほかの観賞魚と飼育難易度はさほど変わりありません。

皆さんもぜひ、お気に入りのアルビノ種を見つけて飼育してみてくださいね。一度飼育すると、美しいアルビノの魅力にどっぷりとハマること間違いなしですよ!!

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